開発ストーリー_試作から現場での実用化に至るまでの情報公開

試作1号機は三回ものやり直しでやっと使えるものになる

バッファローの第一号試作品は、お客様との打ち合わせをして製作して見せてはやり直し、を三回も繰り返して現場で使えるものへと致しました。

依頼元のお客様が使用していたスライドハシゴは、この2-71GFと言う型式の絶縁仕様のグラスファイバー入りの樹脂フレームのモデルでした。

他にもハシゴの機種はあるだろうが、あまりよく知りませんでしたし、まずはこのハシゴに対応するようにすることにしたのです。

お客様が仕事が終わっている夕方に訪問して、近くの駐車場で試作品を持ち込んでみるも、

重たすぎて持ち上がらない・・・

車に積むには省スペース化のために折りたためるようにしてほしい・・・

などと要望を聞いて、やり直しを繰り返して三作目にしてようやく合格を得ました。その機種がこれです。

これでどうにか持ち上げて、架線に掛けて使えるようになったというのでした。

ですが、これはまだまだ始まりに過ぎませんでした。そうまだ問題点は山ほどあったのです。

関連記事

ページ上部へ戻る