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高所作業車バケットでのパラソル利用で柱上変圧器への接触危険性の検証考察

 

高所作業車でのパラソルを利用して雨除け日除けは弊社のバケットパラソル取付具を使用すれば、手軽にパラソルを指すことが可能になりますが、

常にお客様側で気になっている懸念事項として、柱上変圧器の入出力端子との接触による感電事故が起こらないか、または元請けパトロールにて指摘されないのか。

というような点でした。

しかしながら、果たして本当にそのような心配があるのでしょうか。

実際の弊社のパラソルSB-22の構造について

裏地にUV皮膜の付いた傘布部分は問題外として、パラソルの強度を持たせるための支柱、先端部分、骨組については、唯一支柱のみアルミであり、特に接触が心配されそうな先端部分はプラスチックですし、骨組みもガラス繊維の入ったプラスチックであるグラスファイバー樹脂で構成されています。

実際の現場での考察

このようなパラソルの構造で、実際に架空変圧器の入出力端子に触れたところで、感電事故まで起こってしまう可能性は極めて低いのではないか、と思われます。

ただ、実際の現場では常に想定外の何が起こるのかはわかりません。

確かに用心には越したことはないのですが、夏場の炎天下での熱中症になってしまう可能性を考えるとどちらのリスクが大きいのがの答えはさほど難しくはないようにも思えます。

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