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開発ストーリー_試作から現場での実用化に至るまでの情報公開
8.92019
お客様に来た「バケット作業限定」FAX通知が開発の始まり
バッファローが誕生するには、やはり過程と経緯がございました。その始まりは2008年末ごろまでさかのぼります。
ある日、「バケットが入れないような現場状況であっても、クロージャーを開けて作業を依頼することになることを認識しておいてください。」
元請け会社よりこんな内容のFAXの文面が来た。
ほとんどバケット車が入れる現場が多いが、いざという時に対策を講じなければいけない。
クロージャーの隣にスライド梯子の電工フックを掛けておいて、
ハシゴフレームの横に足場となる棒を制作してほしい。
という依頼内容でした。
しかしこれでは、いくら安全帯を付けているとはいえ危険なのではないか。そもそも体をねじって作業する窮屈さが果たして作業性に影響を与えないのか。
問題は簡単ではありませんでした。
そこでハシゴを昇って行ってそのまま真正面の姿勢でやれるように工夫していきましょう。ということになって行き、アイデアと構想をまとめていくことになっていくのでした。
バッファローへの前段階です。