開発ストーリー_試作から現場での実用化に至るまでの情報公開

バケットへの取り外しが少しでも早くなるように改善を実施

いつも弊社製品
バケット取付作業台

のご利用ありがとうございます。

今回は、バケットの取り外しが少しでも早くなるような改善をした話です。

既に買い上げの製品に備わっている場合でも、改めて説明を聞いていただきたく思います。

初期の製品では引っ掛け式で、ボルト式ではなかった

融着機を販売してきているお客様から依頼があり試作から販売をし出した頃は、
今のような「手回しボルト止め式」ではなく、バケットへ引っ掛ける方式でした。

これは、取り外しがすごく早くて楽でしたが、
どうしてもはめ込んでいるだけなので、

テーブルとして使用時に固定されずにガタガタと安定せず、
しかもバケットがアイチ製にしか取り付けられず、タダノ製には対応できなかったのです。

それで、「手回しボルト止め式」にしたのですが、
今度は、取り外しを早くなるようにしてほしい、という要望がありました。

ボルトを半ネジにすることにより、締め付け時間を短縮化に成功

締め付けるボルトのネジを半ネジにすることで、バケットの直前にお皿金具がいくようになり、

締め付けが5mmほどで済むようになりました。

これでかなり早くなった感覚が得られたようです。

もっと早くなる案はあったが・・・まだまだ考案の段階

色々なお声もいただきますし、案も出ました。

バネを使ってバインダーのように、レバーでガチャンと出来ないか、等です。

ですが、それだと振動時に外れてしまう。
といった事が発生したり・・・

となりと、やはり「手回しボルト式」が一番手堅いのですね。

今の段階では、ですが。。

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