開発ストーリー_試作から現場での実用化に至るまでの情報公開
7.282018
3回目で合格をいただけた試作1号機
試作1号機を現場へお持ちしてバケットへの取付を試みるが、
バケットへの取付部分が外へ出過ぎている形状で、
走行中に何かに引っ掛けるかも知れず危険とのことでした。
あと、ボルト式を辞めて欲しいとのことでした。
(当時はノブボルト式ではなく引っ掛け型で良かったのです)
改善した機種を再度お持ちすると、動きにギクシャクするとのこと。
根気よく、粘り強く、現場の問題を解決できるように・・・
まだまだ共同作業は続きます。
モデルなった機種があったので、スムーズに進むのかと思いきや、
実際取り組むとなかなかうまく行かないものです。
*余談ではありますが、どんな開発でも試作時に少なくとも3回は改善しないといけないようです。
また持ち帰り、
見直し改善した機種をお持ちして、ようやく使えるとの判断をいただきました。
従来品よりも半額近い、4万円台でのご提供となり、満足いただけていました。
こうして誕生したのが、現在のBW550の原型となるモデルでした。