開発ストーリー_試作から現場での実用化に至るまでの情報公開

アップグレード実施:アルマイト加工による絶縁仕様化と強度アップ

弊社製品 ハシゴ延長作業ユニット バッファローですが、このたびBF-1Cへアップグレードを実施いたしました。

構造的には、基本的に大きな違いはありませんが、外観的な改版をいたしました。

本体フレーム部分全般、

左右の踏みざんフックに、

白アルマイト(硫酸アルマイト)処理を施しています。

これにより、電気を通さない絶縁性、傷がつきにくくなる等の強度アップ、防錆効果(そもそもアルマイトとは、アルミを科学的に錆びさせている表面処理加工方法)、外観性向上。

が図れました。

ですが、残念ながら若干ではありますがコストアップにならざるを得ませんでした。

バッファローは、ここ近年の急速な3連はしご 軽太シリーズの普及により装着される側のはしごとして非常に遭遇率が高くなっています。

その際、絶縁体のFPRをはしごフレームに使用している軽太が使われているのであれば、セットして利用される弊社のバッファローも対策を講じておくべきであると以前から懸案事項になっていました。

ところがこれだけの大きなサイズのモノとなるとアルマイト加工費は結構な工賃が必要であると目論んでいましたが、日ごろからお世話になっているアルマイト加工会社と粘り強く交渉した結果、最小限のコストアップで対応できる見込みが立ちましたので、この度実行するに至りました。

これでまた一つ、大きく進化しました。

関連記事

ページ上部へ戻る